プレスリリースのライティングからWEBやTVへの情報配信、PR業務のマネジメントします。
プレスリリース作成・PRのポイント
メディアの広告枠を買うものではなく、あくまでメディアに取材してもらうので、露出時期や扱いの大きさ、紹介のされ方は基本的にクライアント側でコントロールは基本的にできません。
ただ、メディア側の欲しい情報とこちらの伝えたい情報がマッチすると大きな露出パワーとそれに伴う拡散力が発揮されます。
・取り上げてもらう枠とタイミングについて。
まず、TVの場合、基本的に毎日放送するネタを必要としている、ニュース番組や、ワイドショーなど帯番組を対象とします。そして。ニュース番組にはストレートニュースと呼ばれる、当日撮影してその日に放送されるニュース班と、ニュース特集と呼ばれる、5分~15分程度の特集を作る特集班に分かれる。特集班に拾ってもらえれば大きな露出時間と、視聴率次第で2回目、3回目の声をかけてもらえる可能性が高まります。朝、昼、夕方は主婦目線の情報、夜は男性目線の情報が好まれます。特集は毎週決まった曜日に会議があり、ディレクターにネタを拾ってもらえると企画会議に出してもらい、通ると取材決定問うのが基本的な流れになります。
また、特集班はネタ決定から放送まで1~2週間ほどで、ニュース班は前日、当日にネタが決定するので、イベントなど取材日時が決まっているものは、1~2週間前と前日と2回以上リリースするのが理想です。イベント日がコントロールできる場合、取材してもらうこと優先ならばニュース枠の少ない土日は避けて平日かつ選挙など強力なネタが無い日を狙うと可能性が高まります。
・リリース作成のポイント 取り上げてもらいやすい切り口
なるべくA4用紙、1枚で伝えたいことをまとめ、2ページ以降は会社概要など補足情報に。
時事性、社会問題などニュース番組が取り上げる口実をフックに視聴率につながる内容をキャッチに。
①時事性例、社会問題
円高円安、宿泊価格の高騰、金の価格高騰など経済状況、
外国人の爆買いなど日本での外国人の最近の様子、クリスマスシーズン、
引っ越しシーズン、新入社シーズン、高齢化、地域過疎化、空室問題、迷惑問題など
②視聴率
ばたばたしているオープン準備、ヒリヒリする仕入交渉、
セレブ・社長の豪華な自宅など普段は見れない現場の裏側、
何かが安く買える・何かが高く売れる・節約術などお得情報。
この2つが映像としておさめられる事が伝わる内容で作成します。どちらかと言うと②がタイトル上、重要になります。
①に関しては裏付けるデータのグラフなどあるとよりベターです。
・アプローチリスト、内容の調整について
FAXにて各番組にアプローチ。Eメール、ライン、電話で各制作ディレクターにアプローチ。FAX番号の変更や、ディレクターの移動などもよくあります。あることなので、どれだけ新鮮で多くのアプローチリストを持っているかは重要。また、実際にディレクターにリリースを見てもらい要望を聞きながら内容を調整していく必要があります。