目的、役割を明確に、次につなげる
自社のサービスを知ってもらってから選んでもらうため、一方的に何かメッセージを伝えたからと言って結果が出るとは限りません。
知ってもらったらよいイメージを持ってもらう。良いイメージを持ってもらったら本質的な価値、機能を知ってもらう。価値、機能を知ってもらったら信用してもらう。
それぞれの段階で伝えるべき内容と、次のステップは変わってきます。ユーザーに応じで次のステップへの動線をちゃんと導くことで、最終的に選んでもらえる可能性は飛躍的に高まっていきます。
昨今のWEBマーケティングではカスタマージャーニーというワードも一般的になってきました。キャンペーンを立案するときにも、WEBマーケティング全般に取り組むときにでも、何を狙った活動なのか?その活動の次に目指すべきステップはどこなのか?を明確に考えて組み立てる必要があります。
カスタマージャーニー、もしくはWEBマーケティングにおいて意識する3つのポイントについて説明したいと思います。
1.最終ゴールを設定する。
告知して終了。後はお店に来てね。だとプロモーションする側としてはちょっともったいなく感じます。
もちろん意味が無い事はありませんが、せっかくならばその告知が、何件のゴールを獲得したかぜひ知りたい。そしてプロモーションの費用対効果を知りたい、そして次のプロモーションにい回して生きたいと思うものではないでしょうか?
コンバージョンの設定方法は大きく分けて2つ。
グーグルアナリティクスなどのWEB分析ツールを使うか、WEB広告を実施するのであればその広告プラットフォームから発行されるコンバージョンタグを設置して計測するかの2種類となります。
その際に、WEB分析ツールでのコンバージョンのルールと、広告プラットフォームでのコンバージョンのルールが異なることがよくあります。それぞれのルールを確認したうえで、後から分析しやすいように両方ともを設定してしまうのがおすすめです。
2.キャンペーン、告知活動の次の動線につなげる
キャンペーンや告知活動の結果、自社に興味を持ってくれたユーザーが現れた時に、次に導くべき動線を分かりやすく、なるべく迷わないようにしましょう。
購入するためのお店の場所やショッピングサイトへのリンク、予約するための電話番号や予約フォームなど。できればい予約フォームなどへ進んでくれた時にさらにその先の動線と誘導方法など、なるべくゴールまでの動線を細かく設計していきましょう。
また、その動線上が、オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディア、のどこを経由するものなのかをでまた、見るべき指標も異なってく来ます。
3.顕在層向けの動線と潜在層向けの動線
キャンペーンや告知活動をした結果、興味を持ってくれたユーザーが顕在層(今すぐ需要のある層)だった場合、すぐに次の動線へ進みコンバージョンしてくれる可能性は高いでしょう。一方、興味は持ったものの、そのユーザーが潜在層(今すぐ需要がない)だった場合はどうしましょうか。
せっかく興味を持ってくれたのにそのまま返してしまうのもさみしいですよね。お互い興味を持った異性同士ならば、連絡先を交換して継続的にコンタクトを取ってお互いのタイミングの合う時にデートをしたいところ。
潜在層のユーザー向けにも動線を設定しておきましょう。
今すぐ購入するタイミングではないが興味はある潜在層向けには次に情報が送れるようにメールマガジン登録や、各ソーシャルアカウントの紹介が有効です。
メルマガの登録やソーシャルアカウントの追加には、ホワイトペーパーやクーポン、無料抽選など、購入しなくても受け取れるメリットを用意しておけばより、潜在層の取りこぼしは防ぎ、マーケティングの効果を高めていくことができます。